
ゴールデンウィークを活かして、2025年5月2日、北海道の美笛(びふえ)キャンプ場へ行ってきました。
透明度抜群の支笏湖を目の前にしたロケーションで、以前から「いつかは行きたい」と思っていた憧れのキャンプ場。
その景色はまさに「絶景」だったのですが……今回のキャンプ、結果から言えば 天気最悪、風雨の大暴れ、テント破損 という地獄のようなキャンプ体験となりました。
新しく購入したコールマンのテントも、初日で無惨に破れてしまい、心も身体もズタボロ。
でも、ある意味「忘れられないキャンプ」になったので、この記事にまとめておこうと思います。
まず言っておきたいのは、美笛キャンプ場は本当に美しい場所です。
北海道の中でも屈指の人気を誇るキャンプ場だけあって、設備も自然環境も素晴らしい。
- 支笏湖の湖畔ギリギリまでテントが張れる
- 水は透明度が高く、底が見えるほど
- 森に囲まれて鳥のさえずりが常に聞こえる
- 車を横付けできるオートキャンプエリアもあり、初心者にも安心
僕たちも昼過ぎに到着して、まずは「うわ、ここヤバい……めちゃくちゃキレイ」と一同大興奮。
Instagram映えどころか、肉眼で見ても息を飲むレベル。
「こんなに景色が最高なら、多少寒くても大丈夫でしょ」と、このときはまだ楽観していました。
夕方になるにつれ、少しずつ風が強まってきたのが分かりました。
湖畔は風を遮るものが少なく、風速がダイレクトに伝わってきます。
そして夜8時を回った頃から、空が不穏に。
強風と雨が一気に襲ってきて、まるで台風のような状態に。
- 風の音で会話も聞こえづらい
- テントのフライシートがバタバタと暴れる
- ペグが抜けかける → 何度も打ち直し
- 雨が斜めに降ってくる
もう、焚き火どころではありません。
完全に「これは耐久戦だ」と覚悟を決め、早めにテントに避難しました。
問題は深夜1時過ぎ。
突如、「ビリッ!!」という大きな音がして目が覚めました。
嫌な予感しかしません。
外に出ると、なんとコールマンの新品テントの側面が風圧で裂けていました。
明らかに、構造が風に負けた形で、ポールがひしゃげて、テンションのかかった部分が破断してしまったようです。
おそらく、湖畔ギリギリに設営したのが大きな原因。
木や岩などの風よけがない場所だったため、直撃で風を受けてしまいました。
朝5時頃には雨は弱まり、雲の隙間から少しだけ朝日が見えました。
その朝焼けが……また最高に美しくて悔しい。
「昨日が晴れていれば……」と思わずにはいられませんでした。
びしょ濡れの寝袋、破れたテント、泥だらけのギアたちを片付けるのは本当に大変でした。
もう、キャンプというより、災害後の撤収作業のような雰囲気。
今回の美笛キャンプで学んだ教訓をまとめておきます。
- 湖畔は風が強い、風よけがない場所は避けるべき
- 新品のテントでも強風には勝てない
- 天気予報を信じてはいけない(甘く見ていた)
- 設営時には風向きを意識すべき
- 予備のロープやペグ、補強グッズは多めに持つ
ちなみに、テントは一応メーカー修理に出しましたが「構造破損は保証対象外」とのことでした……泣。
天気最悪、景色最高という、天国と地獄を同時に味わったようなキャンプになりました。
たぶん一生忘れないと思います。
それでも、美笛キャンプ場のポテンシャルは本当に素晴らしい。
今度は天気がいい日に、もう一度リベンジしたいと思います。
次こそは、心から「最高だった!」と言えるキャンプにしたいです。

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